2014年12月30日火曜日

「言葉を話す」&「作文」が苦手だった私。

私は、

「言葉を話す」

ということに小さい頃から苦手意識がありました。そのきっかけは小学校1年生の頃、サ行がうまく言えなかったことです。

私が小学校1年生の時、ある月曜日の朝、担任の先生が質問をしました。

「週末は何をしていましたか?」

一人ずつ立って、その質問に答えます。私は家族で「お花見」に行ったので、私の番が来た時に勇気を持って言いました。

「かぞくで『さくら』みにいきました。」

、、、そのように言ったつもりでした。しかし、クラスのみんなには、

「かぞくで『ちゃくら』みにいきました。」

と聞こえたようで、

「ちゃくらだって」

とクラスがざわつきました。担任の先生はそのことは何も言わず流してくれましたが、とても恥ずかしい思いをしたことを覚えています。


また、私は、

「作文」

が苦手でした。

小学校の頃、読書感想文という課題が出されました。私はその課題図書を読みますが、何をどう書いたら良いか分からず、母に、

「おかあさん、かわりにかいて。」

と頼んだこともありました。


そんな私が大人になり、教会の「牧師」へと導かれました。
牧師の最も大切な働きの一つは神様の言葉である聖書を伝えることですが、毎週のメッセージのために、聖書と向かいながら原語辞典や辞書、注解書を調べながら準備し、原稿を書いていきます。私の場合、およそ5000字ほどだったと思います。そして、その原稿を用いて礼拝でメッセージします。

そんな姿に一番驚いているのは、母でした。

「あなたが、牧師になるなんて。あんなに作文苦手だったのに、ここまで話せるようになるなんて。」

と親ばかのように言う時がありました笑。

今、主の恵みの導きによって、BBNのアナウンサーとして主に仕える機会が与えられました。主の「はからずも」な恵みに感謝です。

これから、アナウンサーとしてのトレーニングを受け、インターネット放送を通して、

「シャーロットから国境を越えて」、

世界の日本語を話す方々に福音を伝えられることを心から神様に感謝します。

BBNのモットーが書かれている世界地図
"TO GOD BE THE GLORY,
GREAT THINGS HE HATH DONE.
AND HE IS STILL DOING..."

オフィスの私の部屋です。



2014年12月29日月曜日

車の塗り替え。

私は渡米後3週間後に、車の免許を取得しました。それと同時に、私の働いているBBNから中古のミニバンを格安で譲って頂きました。家族4人と荷物を考える7,8人乗りの車が与えられるように祈っていましたが、神様が備えてくださっていました。心からの感謝です。子供たち用のベビーシート2つもBBNの方から頂きました。

しっかり整備されている車でしたが、99年度製のため、ヘッドライトが黄色くなっており、ボンネットの塗装もはげていました。そのため、BBNの同僚に、どこかでやってもらえるか聞いたら、

「修理工場行かなくても、自分で直せるよ。」

と教えてくれました。アメリカは「日曜大工」文化なので、自分もがんばろうと思い、、、ネットなどで、直し方などを調べ、ホームセンターで必要な修理キットを買いました。

私は知りませんでしたが、ヘッドライトの黄ばみには何と紙やすりを使います。紙やすりを使っていいのかなぁと最初はドキドキでしたが、黄ばみが取れる、取れる。無事にきれいになりました。

後日、今度はボンネットの塗装をしました。
私の車はCaravanという名前で、緑色でしたが、Amazonで、「Caravan、99年度製、グリーン」用の塗装スプレーが売っていたので、それを購入しました。

やっぱり、こちらもはげている塗装に紙やすりを最初にかけます。車に「紙やすり」を使うのは結構な勇気です。それから、ゴーグルとマスクをして説明書きに従って、塗装です。

、、、何とか仕上げることができました。よく見るとむらが見えますが、妻は

「Good Job!」

と褒めてくれて、一安心です。

上がbefore


下がafter


2014年12月26日金曜日

携帯紛失事件。

私たち夫婦は、それぞれ小型の「携帯電話」とwifiだけが使える「iphone」を持っています。ある日、仕事中に、妻からiphoneのスカイプに次のような通信記録がありました。

10:02 「2件の不在着信」

10:04 「お仕事中にごめんね(>_<)わたしの電話が見当たらなくて、、、ごめんだけど、鳴らしてもらっていい?

10:07 「不在着信」

10:09 「ゴミかと思って、今、ごみ捨て場から回収してきて見ても、ゴミの中には無くて、、、」

10:24 「黒いビニール袋のゴミしか見てないから、他のゴミを回収する必要があるかどうか、、、、ゴミ屋さんが来る前に行かなくちゃだから、、、どこ探しても無くて」

10:25 「5件の不在着信」

11:08 「Hello?」

11:09 やっと妻からの電話とメッセージに気付き、あわててスカイプで電話。どうもofficeのwifiの調子が良くなかった様ですぐに気づきませんでした。

妻の話を聞くと、家の中のどこを探しても携帯がなく、もしかしたら、1歳の次男が家のゴミ箱に捨てて、それを私が朝ゴミ捨て場に持っていったのかも知れない、でも、入っていそうなゴミ袋を回収し、確認したけどない、とのことでした。

確かに、一週間前に、次男の片方の靴がなくなり、探し回った結果、ゴミ捨て場に捨てたゴミ袋から出てきた事件があったばかりでした。

妻から、着信音が聞こえたら家の中だったらどこにあるか分かるし、携帯に電話をかけてほしいということで、私の携帯から電話しようとしました。

しかし、着信履歴から妻に電話しようと思ったら、妻の着信履歴がなく、私の携帯からの着信履歴が記録されていました。あれっと思い、携帯を見てると、私の携帯ではなく、何と妻の携帯電話でした、、。

やってしまいました。

しかも、私の携帯もカバンの中に入ってました。確かに同じ携帯ではありますが、ストラップが違うにもかかわらず、、、。
左が私、右が妻

つまり、私が事件を引き起こした張本人だったのです。
私のせいで、妻は朝からパニックになりながら携帯を探すことになり(最初、次男のおかげでiphoneも行方不明になっていたそうです)、雨の中、ゴミ置き場(コンテナ)の中に入らなければならず、、、また、次男は妻から「どこにやったの!?」と責められることとなり、、、。長男も必死に探さなければならず、、、。

仕事から家に帰るのが恐ろしかったですが、みんな快く、私を「お帰りなさい」と迎えてくれました。
家族のみんな、ごめんなさい。妻の忍耐深さに感謝です。



一つ嬉しかったのは長男の態度でした。いつも弟が遊んでいる物をすぐに取ってしまうことが多い長男ですが、この時は、妻から「携帯どこ!?」と言われている次男を見て、長男は何と言ったと思いますか?

「お祈りしよう。」

そう言って、携帯が見つかるようにお祈りしてくれたそうです。

そして、続けて、

「ママ、大丈夫だよ、けいちゃん、大丈夫だよ。ママ、もうけいちゃんを怒らないで。けいちゃんはママにごめんねしようとしてるよ。」

と言って、次男を妻とところに連れて来て、いっしょに「ごめんね」をしてくれたということでした。

ステキな兄弟愛を見ることができました。



2014年12月25日木曜日

カルバリー教会、Candlelight Christmas Eve

12月24日(水)のクリスマスイブは、渡米後通っているCalvary Chruch(カルバリー教会)のキャンドルライトに出席しました。


渡米して初めてのクリスマス。家族4人でイエス・キリストの誕生を感謝する良き時となりました。




カルバリー教会は「恵みの渋滞」ができる教会です。
どういうことかと言うと、礼拝出席者が多いため、礼拝後、教会の出口が車で渋滞します。しかも、日曜礼拝や今回のキャンドルライトのようなイベントの時には、パトカーが来て教会から出る車を交通誘導するほどです、、、驚きです。









2014年12月24日水曜日

日本からの引越荷物(船便)。

今日は、日本から船便で引越荷物が届く日。

数日前から、長男は

「おもちゃ、届くかなぁ。」、「船で運んでくるんだっけ?」

と何度も聞いてきました。

13時に到着予定だったため、勤め先に許可を取って昼過ぎに一時帰宅。

家族全員で、ちゃんと届くかどうかドキドキしながら待っていました。

数週間前、注文していた洗濯機&乾燥機が予定日に届かなかったで、どうかなぁと思っていました。

そして、12時55分頃、もう少しで来るかと思って外を見ると、何と駐車場にクロネコヤマトの車が来ていました。さすが日本企業、信頼してます。

渡米して5週間、引越荷物が届きました。全部で21ケース。

スタッフ2人とも日本人。一人はパパがアメリカ人の関西人。10年前にアメリカに来たそうです。私も関西で生活していた事があったので楽しくお話をさせて頂きました。

子どもは積まれた荷物に

「おもちゃはどれ!?」

と大興奮。

せっかくきれいにしていた家も子供たちのおもちゃでごった返しました。



妻は、日本で買っておいた茶碗や湯のみ、箸などが届き、とても嬉しそうでした。私も最近「ご飯は箸で食べたい」と思っていたので、今日の夕食が楽しみです。

その後、少しアンパックしてから、荷物だらけの大変な状況から逃げるように、仕事に戻りました。

荷物が無事に届いて、感謝です。







2014年12月23日火曜日

渡米後、初めて覚えた単語。

アメリカに着いて初めて覚えた単語。それは、

"convulsion"

という言葉でした。

意味は「ひきつけ」だそうです。

ブログ開設記念にその経緯についてシェアさせて頂きたいと思います。


2014年11月中旬に成田空港を発ち、3歳と1歳の息子たちがいたので、バンクーバー、トロントで1泊ずつ休みながらシャーロットに到着。片道航空券の場合、カナダ経由が安かったです。

シャーロットに到着後、勤め先の方が車で来てくださり、ファストフードのお店で一緒にお昼を食べ、長期滞在型ホテルへ。

その後、15時過ぎ、家族全員、3日間の旅の疲れと時差ボケで、昼寝をすることに。

昼寝の前にランドリーに行っていたので、それを取りに行き、乾いた服をたたんでいると、
数メール先のベットの上で昼寝をしている3歳の息子がもぞもぞし始めました、、、。

目が覚めたのかと思いながら見ていると、明らかに息子の体がガクン、ガクンとおかしい動きをしていることに気づきました。息子のそばに行くと、白目をむいて、ひきつけを起こしていました。

息子にとって初めてのひきつけで、私も今まで人がひきつけを起こしているのをそばで見たことがなかったため、こっちがパニック状態に。

妻も起き、息子が舌を噛み切らないように口にタオルを入れ、病院に行くしかないと思い、すぐさま、息子を抱えて、妻と1歳の次男とホテルのフロントへ。

フロントにスタッフがいなかったため、英語でこんな大きい声を出したことないくらいの声で、

"Excuse me!"、"Emergency!"

と何度も叫びました。

すぐに、どうしたどうした!?という感じで男性のホテルスタッフが奥から出てきました。

その時、ホテルのスタッフに息子の状態を伝えるために、携帯電話の辞書で「ひきつけ」を調べて、出てきた単語が、

"convulsion"

でした。

ホテルスタッフは、すぐに救急車を呼んでくれ、5分あまりで救急隊員5,6人がホテルに到着。

その頃には息子のひきつけは治まりましたが、まだ意識がはっきりしない状態でした。

救急隊員の方は英語のできない私ではなく、英語のできる妻の話を聞きながら、ひきつけの原因は、おそらく「時差ボケと極度の疲労」だろうと話していました。

そのあと、検査をするために、妻と息子が救急車で近くのCarolinas Medical Centerという大きい病院に行き、その後から、勤め先の方の車で1歳の息子と私は病院に行くことになりました。

病院に到着後、息子の状態は意識があまりないものの安定している様子でした。病院スタッフが色々と説明してくださったが、私にはほとんど理解できず、妻が代わりに話を聞いてくれて本当に助かりました。

病院スタッフの方の意見では、おそらく大丈夫だろうということで息子は入院せずに、一緒にホテルに帰ることができました。息子は意識が回復しつつも「眠い」を繰り返し、ホテル到着後、19時頃に就寝。

時差ボケで前日もほとんど寝ておらず、アメリカの入国審査でドキドキし、そして、アメリカ到着した日に病院に行くことになり、本当に長い一日でしたが、多くの方々に助けて頂いたアメリカ初日となりました。心からの感謝です。

こんな感じで?、アメリカ生活や仕事のことをシェアしていけたらと願っています。