タイトルにあるように、「駐在中に子どもの英語が思ったよりも伸びていない・・・」と感じられている駐在のご家族にお会いすることがあります。
お子さんがアメリカに来た年齢や環境、性格などによっても違いはありますが、2年くらいでスラスラ話せるようになるのを期待するのは、ちょっと酷かもしれません。
実際、15年ほど駐在されていたご家族が、「子どもが普通に英語を話せるようになるまで5年くらいかかった」とおっしゃっていましたが、私も同感です。どこまで話せれば「英語ができる」と言えるのかは人それぞれですが、アメリカの子どもたちと自然に会話ができるようになり、兄弟同士でも英語で話すようになるには、やはりそれくらいの時間が必要だと思います。
我が家も渡米して10年になりますが、今では子どもたちは日本語より英語の方がラクになっています。ただ、アメリカに来たのは子どもが4歳になる直前と1歳の時だったので、すぐに学校に通ったわけではなく、英語が流暢になるまで少し時間がかかりました。それでも5年ほど経ったころには、もう英語の心配をすることはなくなりました。
結論として、英語をスラスラ話せるようになるには、やはり5年くらいは見ておいた方がいいかもしれません。