2019年12月10日火曜日

シャーロットにある日本語が学べる公立学校、Waddell Language Academy(ワデル・ランゲージ・アカデミー)

Waddell Language Academy(現在:South Academy of International Languages: SAIL)

シャーロットにあるオススメの公立学校です!
シャーロットにお住まいの日本人の方の多くはご存知の学校かと思います。土曜日には、日本語補習校をしている学校。


ワデル・ランゲージ・アカデミーとは?
・ワデルは、シャーロット・マクレンバーグ・カウンティ―(CMS)に属する公立学校。
・マグネットスクールで、他の公立学校で学ぶ学習内容をしつつ、他言語の習得にも力を入れている学校です。日本語クラスの他にも、中国語、ドイツ語、フランス語があります。
・キンダーから中学校まであります。
・通常の公立学校は、住んでいる地域の学校に通いますが、ワデルの場合、シャーロットのどこに住んでいても、ワデルに通うことが出来ます。


入学するには?
・抽選
通常は、入学する年の前年度から始まるCMSのロタリー(抽選)に申し込まなければなりません。そこで抽選が通れば、入学することができます。

・編入
私の長男の場合、抽選に通らず、キンダーからではなく、小学校1年生からの編入でした。
編入の場合は、学校に問い合わせ、日本語のテストを受けて、問題がなければ、飽きがある場合、編入することができます。日本語のテストに関しては、日本からのお子さんの場合、まず問題はないと思います。

・弟妹の場合
抽選に申し込まなければなりませんが、兄姉がワデルに通っている場合、通常、弟妹もワデルに入学できます。


ワデルに入学して良かったところ
・日本語クラスの先生方が素晴らしい。
Waddellの小学校クラスは、基本的に日本人の先生で、指導者としてとても尊敬できる先生方です。メールなども、とても丁寧。アメリカにいると丁寧な対応をしてもらう機会が少ないので、とても嬉しくなります。

・日本語を使う良い訓練。
先生は、日本語で話してくれるので、日本語を使う機会が毎日あります。友達同士は基本的に英語。長男の学年では、日本語の本を10分以上読み、その感想を短く書く宿題が毎日出るので、とても助かっています。宿題がないと、どうしても日本語の勉強はおろそかになってしまうので・・・。日本語の歌も覚えます♬もちろん、日本に比べたら、日本語の勉強量は少ないので、ビハインドではあります。

・子どもが自信をもてる。
お仕事等の関係で日本から来た場合、子どもたちにとって、英語が大きな試練となります。でも、ワデルの日本語クラスに入学、転入した場合、担任の先生が日本人の場合が多いので、子どもは日本語で先生と話せるので、精神的ストレスが軽減されると思います。私の子どもたちもそうでした。また、日本語の授業では、他のアメリカ人の子と比べて、はるかに日本語ができるので、「自分は何もできない」という自己卑下等のネガティブな思いから守られるように感じます。また、日本語クラスであっても、日本人は少数なので、アメリカ人の親にとっても、日本人の子がいるのは嬉しいようなので、その存在を喜んでもらえます。


小学校2年生の時間割

私の子どもたちは、毎日楽しく学校に通っています。もし、これから、シャーロットに来られる駐在の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、検討して頂いても良いかと思います。