2025年5月28日水曜日

日本からシャーロットに引越される方向け情報。(住まい、学校、車)

シャーロットに来て、気づけばもう10年が経ちました。今回は、これからシャーロットでの生活をスタートされる方に向けて、私なりに「暮らしのヒント」をまとめてみました。少しでも参考になれば嬉しいです!

◯住まい選びのポイント◯
住む場所を選ぶときに、こんな点を考えてみるといいかもしれません。

①通勤はなるべく職場から近く(理想は15-20分以内)
シャーロットは年々人口が増えていて、交通量もそれに伴って増えています。以前は30分で通えたのに、気づいたら45分かかる…なんてことも。職場から生活圏を離したいという場合も車で15分走ればがらっと雰囲気は変わります。

②お子さんの通う学校もチェック
お子さんがいる場合は、学区もとても大事ですよね。住まい探しのサイト(Realtor.comやZillow.comなど)では、住所ごとに指定された学校が表示されます。それを見て、GreatSchoolsなどで学校の情報を調べてみると安心です。

③よく使うスーパーの場所も考慮
トレーダージョーズやハリスティータ、パブリックスなど、日本人の方にも人気のスーパーがいろいろあります。そういったお店のあるエリアは、全体的に雰囲気も良いことが多い気がします。私のブログでも「シャーロットにあるスーパーマーケットの紹介。」を書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。

④日本人が多く住んでいるエリア
Ballantyne(バレンタイン):家賃はやや高めですが、買い物も便利で、学校の評判も良いです。
Huntersville(ハンターズビル):シャーロット北側の郊外エリア。通勤先が北の方なら便利です。
・Matthews(マシュー):シャーロットの南東エリアです。永住されている方々が多いイメージです。
Mooresville(モアーズビル):Huntersvilleのさらに北。Lake Normanという湖水浴も出来る湖の近くです。落ち着いた雰囲気です。
Steele Creek(スティル・クリーク):シャーロットの南西のエリア。落ち着いたベッドタウン的な地域で、ファミリーにも人気です。

なお、シャーロット中心部「アップタウン」(※ダウンタウンのことを、こちらではアップタウンと呼びます)から南に下るエリアは、高級住宅街が広がっています。一方、東西北方面は、環状線(I-485)の外側を選ぶと、より落ち着いて暮らせるかもしれません。

⑤住まいのタイプ選び
私は、アパート、タウンハウス、一軒家を経験してきましたが、それぞれ良さがあります。
・アパート:オフィスがある場合、管理がしっかりしていて、設備のトラブルもすぐ対応してもらえます。また、住人などに問題があっても、すぐにアパートのオフィスに相談したらすぐに対処してくれる場合が多いです。
・タウンハウス:上の階の騒音を気にしたり、下の階の人に迷惑をかけないように、と気を遣う必要がないので、お子さんがいらっしゃる場合安心かも知れません。
・一軒家(シングルホーム):アメリカならではの広い家に住めるのが魅力。ただし、契約によっては、芝刈りなど自分でやることが増えます。また、アパートなどに比べて一軒家ではパーティーをする家庭も増えるので、地域によっては夜遅くまで騒がしいことも。地域選びは気を付けた方が良いかも知れません。

※注意事項
ちなみに、賃貸契約では「1年契約」で10ヶ月で退去する場合、残り2ヶ月分の家賃を請求されることもあるので、契約内容はしっかり確認を。


〇学校選び〇
家賃が高い地域には、比較的評判の良い学校が多い傾向があります。https://www.greatschools.org/のサイトでは「〇 of 10」というスコアで学校の評価を見ることができます。たとえ、9 of 10や10 of 10の高評価であっても、住んでいる地域によって学校が割り当てられるので、生徒間の学力の差は大きい場合もあります。ただ、子どもたちの学力によって、英語や算数など、クラスが別れることが多いです。

お子さんの学力を踏まえ、学年を一年遅らせることも検討できると思いますが、アメリカでは、例えば、6月から8月生まれの子の場合、あえて1年遅らせることがあります。ただ、周りの駐在のお子さんたちを見ていて、1年を遅らせなくても問題なく頑張っていらっしゃるご家庭が多い気がします。

South Academy of International Languages(SAIL)について
SAILはキンダーから中学8年生まで通える学校で、日本語イマージョン(日本語で授業を受けるコース)があります。キンダーから5年生までは日本人の先生がほとんどで、中学校ではアメリカ人の先生が担当することもあります。 Mecklenburg Countyにお住まいであれば、2025年現在、誰でも申し込みが可能だと思います。日本人の先生方は親しみやすく、保護者との距離感も近いです。我が家の子どもたちも通っていますが、この学校で良かったと思っています。 ただ、日本語の力を「伸ばす」というよりは、「維持する」程度の内容です。クラスに日本語を話す友達がいれば会話の機会も増えますが、そうでないと日本語力アップは難しいかもしれません。一方で、短期間の駐在で「英語力をつけたい」という方には、ちょうど良いバランスかも。 ちなみに、SAILに通っているからといって「補習校に行かなくていい」というわけではありません。日本帰国後のことを考えると、SAILに通ったとしても、補習校に通われると安心かと思います。


〇車選び〇
駐在の方の場合、会社から貸与されることも多いと思いますが、自分で購入また選べる場合の参考に。
2台必要になる場合も多いと思いますが、2台とも2000cc以上の車をお勧めします。理由は安全のためで、日本以上に事故が多く、周りの日本の方々も大小様々ですが、事故に遭われている方が少なくありません。日本以上に大型車が多くハイスピードなので、小型車の場合、大きな事故につながります。そのため、ご自身そしてご家族のために大きく頑丈な車を選んで頂きたいと個人的には思います。
日本以上にアメリカは様々な国の車に乗れます。でも、周りのアメリカ人も言いますが、やっぱ日本車ですね笑。私の職場は日系企業ではありませんが、社用車はほぼ日本車です。


以上、住まい、学校、車についての情報でした!