「言葉を話す」
ということに小さい頃から苦手意識がありました。そのきっかけは小学校1年生の頃、サ行がうまく言えなかったことです。
私が小学校1年生の時、ある月曜日の朝、担任の先生が質問をしました。
「週末は何をしていましたか?」
一人ずつ立って、その質問に答えます。私は家族で「お花見」に行ったので、私の番が来た時に勇気を持って言いました。
「かぞくで『さくら』みにいきました。」
、、、そのように言ったつもりでした。しかし、クラスのみんなには、
「かぞくで『ちゃくら』みにいきました。」
と聞こえたようで、
「ちゃくらだって」
とクラスがざわつきました。担任の先生はそのことは何も言わず流してくれましたが、とても恥ずかしい思いをしたことを覚えています。
また、私は、
「作文」
が苦手でした。
小学校の頃、読書感想文という課題が出されました。私はその課題図書を読みますが、何をどう書いたら良いか分からず、母に、
「おかあさん、かわりにかいて。」
と頼んだこともありました。
そんな私が大人になり、教会の「牧師」へと導かれました。
牧師の最も大切な働きの一つは神様の言葉である聖書を伝えることですが、毎週のメッセージのために、聖書と向かいながら原語辞典や辞書、注解書を調べながら準備し、原稿を書いていきます。私の場合、およそ5000字ほどだったと思います。そして、その原稿を用いて礼拝でメッセージします。
そんな姿に一番驚いているのは、母でした。
「あなたが、牧師になるなんて。あんなに作文苦手だったのに、ここまで話せるようになるなんて。」
と親ばかのように言う時がありました笑。
今、主の恵みの導きによって、BBNのアナウンサーとして主に仕える機会が与えられました。主の「はからずも」な恵みに感謝です。
これから、アナウンサーとしてのトレーニングを受け、インターネット放送を通して、
「シャーロットから国境を越えて」、
世界の日本語を話す方々に福音を伝えられることを心から神様に感謝します。
BBNのモットーが書かれている世界地図
"TO GOD BE THE GLORY,
GREAT THINGS HE HATH DONE.
AND HE IS STILL DOING..."
オフィスの私の部屋です。