2015年1月3日土曜日

採用から宗教活動家ビザ(Rビザ)取得までの流れ。

私がアメリカで働くにあたって取得したビザは宗教ビザR-1、そして家族はR-2でした。
宗教ビザの取得に関して、少しでも参考になればと思います。

始めに、採用から取得までの全体の流れを簡単にお伝えします。

①採用決定。
②採用先が米移民局(USCIS)にI-129(非移民就労者請願書)を申請。
③USCISからI-129の許可通知I-797が採用先に届く。
④米国ビザ申請サイトからDS-160(オンライン申請書)を申請し、申請料金を払い、面接予約。
⑤アメリカ大使館で面接。
⑥ビザ取得。


詳細は以下のとおりです。

4月:採用が決定。BBN(雇用主)側がI-129非移民就労者請願書(36ページもあります)を米移民局 (USCIS) に提出する作業に入る。

私から私や家族の情報と共に、

・最終学歴の学位証明(英語)
・牧師として働いていたことの証明(日本語)
・教会の教会員であることの証明(日本語)

をE-mailに添付してBBNに送る。

5月
採用先はI-129をUSCISに提出。

採用先からは「採用から渡米まで半年から一年ほどかかります」と事前に言われていましたが、私にとってとても長い期間に感じられました。「請願書の許可が下りたという連絡が採用先から届いた」という夢をある日は3度見ることも笑。

神様から「待つ」という訓練をさせて頂きました。赴任先のスタッフの方々は何度も励ましのメールを送ってくださいました。





10月2日
赴任先から、待ちに待った、I-129が許可されたことを通知する許可通知「 I-797 」を受領したメールが届く!

ここからビザ取得まで私たちの出番です!

10月12日
オンライン申請書(DS-160)を作成し、米国ビザ申請サイトで私たち家族の情報を登録。その後、申請料金を支払い、面接予約。

10月16日
東京のアメリカ大使館で面接。この数日間は、面接はうまくいくだろうか、英語でしっかりと答えられるだろうか、緊張しながら過ごしていました。面接当日も体調が思わしく なく、駅のトイレで嘔吐してしまいました。面接後は体調が良くなったので、もしたしたら、明らかに?メンタル面から体調不良になっていたのかも知れません^^;

面接の質問内容は「どこに行くのか」、「何の仕事か」、「具体的な仕事の内容は何か」などで、面接時間は10分程度だったと思います。面接の最後に「1週間ほどで、ビザ付のパスポートが届きます」と言われ、ホッとしました。

面接官(男性)はとても優しかったです。私たち夫婦は当時3歳と1歳の息子たちを連れて行きましたが、子供たちのおかげで?とても和やかな雰囲気で面接の時間を過ごすことができました。この時期はとても空いていたようで、全部含めて1時間ほどで終わったと思います。


《アメリカ大使館で提出した書類》
・パスポート
・オンライン申請書DS-160フォーム
・証明写真
・面接予約確認書
・I-797(BBNから添付ファイルでE-mail)
・戸籍謄本(原本)
・戸籍謄本を自分で英訳したもの
・給与に関する書類(BBNから添付ファイルでE-mail)
・赴任先で働き資格があることを証明する書類(赴任先から添付ファイルでE-mail)

10月23日
アメリカ大使館から宗教ビザが貼られたパスポートが届く。その日に、アメリカシャーロットまでの航空券を購入。

11月17日
渡米!

 空の上。

バンクーバー空港。